“ディープラーニングは、シンプルなロジックではとても記述できないような、何千万というニューロンによって計算される極めて複雑なロジックを膨大なデータから獲得する。
獲得された機能の背後にあるのは、人にはとても理解できないような、シンプルな数式では到底表現できないような複雑なロジックである(本質的に、人間に理解可能なレベルで説明することは不可能である)。
膨大なデータから学習されたディープラーニングベースの技術は、それゆえ人間の理解できるシンプルなロジック(人類の叡智)の組み合わせで実現された技術の性能をはるかに上回る(もちろん、いざという時の性能においても上回る)。
ディープラーニングによって獲得された機能に何か問題があった時は、その原因など突き止めずとも、学習用データを修正するか、新たに加えることで問題を修正できる。
ディープラーニングの性能を決定づけるのはデータであり、データはコンピュータ上でいくらでもコピーできる。人類がデータを半永久的に記録できるコンピュータを手に入れたの今、知識は後世にデータを引き継ぐことでいくらでも継承できる(知識を説明可能なロジックに落とす必要性がない)。
したがってディープラーニングによって獲得された機能の全体をロジックで説明しようとする発想自体がナンセンスである。”